August 16, 2018

普通の人が普通に行える資産運用について。私も始めています。

自分は大したお金もないし、資産運用なんてまるで無関係と思っていました。しかし、iDeCoやNISA、積立NISAなどの一部の私的年金制度や投資信託を利用すると税金控除が受けられると聞き、まずはiDeCoと積立NISAを始めてみました。当面のメリットとして、次の年末調整時に少しお金が戻ってきます。iDeCoに預けているお金が税金控除対象となるからです。

投資や運用というと何となくネガティブなイメージだし、ギャンブル好きか、お金をたくさん持っている一部の人だけのものと思いがちです。ですが、税金控除(iDeCo)や減税(積立NISA)を受けられる、ということは、国が各個人に資産運用の利用を促していると言えるでしょう。これは、高齢化や人口減少による年金制度の大幅な変更が予想されるので、各自それに備えてください、という国からのメッセージだと思います。

先日、数名の同僚にこの資産運用の話をしてみました。彼らが言うに、投資は危険なのでやらない、老後の自衛策としては個人的に貯金することが一番、とのこと。将来のことは誰もわからないですし、どの考えが正しいということはありません。

資産運用を始めて約一年経ちました。良かったことは、
(1) 預けたお金が将来どのくらい増えるのか楽しみになった。
(2) 年末調整で税金がいくら返ってくるかも楽しみ。
(3) 投資したお金の額が毎日上下する。それを見るのが楽しい。
(4) 社会と市場、金融、経済について学べている感じがする。視野が広がった。
(5) 世の中の将来を想像するようになり、同時に自分の研究分野の将来も予測するようになった(マーケット感覚と言うのでしょうか。仕事の組み立て方が変わった)。

悪かったことは、
・現時点では投資資金がマイナス
(ただし、景気は長期的に上昇するという原則から、いつかはプラスに転じる)

iDeCo、積立てNISAから始まり、今はロボットアドバイザーであるウェルスナビとTHEO(テオ)も始めています。これらはすべて毎月の投資額(1万円から2万円)を決めて設定し、放置するだけです。ファンドマネージャー、あるいはロボットが全部運用してくれるのです。

少額から行う資産運用はおすすめです。

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